愛知県碧南市にある碧南海浜水族館。
絶滅の危機に瀕した日本産希少淡水魚も見られる水族館です。特別展示もあったりして楽しいですよ。
なんといってもクロアチアからきたホライモリ(ドラゴンズベビー)が見れるのは、日本でここだけだそうです。
では、ご紹介したいと思います!
碧南海浜水族館はどんなところ?
愛知県碧南市にある碧南海浜水族館は、日本沿岸の魚類を中心に約260種類の魚たちが展示されています。
同じ愛知県にある名古屋港水族館などに比べると規模は小さいものの、その分地域性が高く、知多半島にある野間海岸を再現?しているコーナーや、三河湾・伊勢湾などに生息している魚たちが展示されているコーナーがあり、この地域のことを知ることができますよ。
地域性のある展示というのは、なかなか見かけない気がしますし、実際に近くに生息している魚たちを見ることができるのは、魅力的だと思います。
住所 | 〒447-0853 愛知県碧南市浜町2番地3 無料駐車場あり |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入館は16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日) 12月29日~1月1日 |
料金 | 大人500円(高校生以上) 子供200円(年中以上中学生以下) 年間パスポート:大人 1300円 子供 500円 JAF会員、あおいパーク利用者、明石公園利用者は団体料金適用などの割引あり |
公式HP | 碧南海浜水族館公式HP |
碧南海浜水族館の生き物展示エリア
碧南海浜水族館に入るとまず受付前でウミガメが迎えてくれます!
入場する前から迎えてくれるのも嬉しいですが、ウミガメというのがまた珍しいような。
水槽の中でスイスイ泳いでいるのを目の前で見られるので、子どもは入館前から釘付けでした。
入口を抜けると、クイズラリーの受付がありました。
5歳の息子には少し難しそうなものもありましたが、水族館をより楽しむことができるので興味があったら覗いてみてください。
その横には碧南海浜水族館オリジナルのペーパーキャップのキット(1つ100円)も販売されていました。
ハサミも使わずに作れるものの、親の手も借りないとちょっと難しいところもあるかな?というレベルです。
我が家はザリガニとクマノミが誕生しました。
次に見えてくるのが大水槽と円柱水槽がいくつか並んでいるスペースがあります。
それぞれの水槽に色々な魚たちが泳いでいるので、ひとつずつ何がいるかなーと見ていくのが、子どもたちも楽しそうでした。
ニモでお馴染みのカクレクマノミもいるのでぜひ探してみてください。
この円柱水槽の横には、靴を脱いであがるキッズスペースがあります。
展示を見る合間にちょっと休憩できるところがあるのはありがたいですね。
円柱水槽の先に進む前に、チンアナゴの展示スペースがあるのでお見逃しなく!
たくさんのチンアナゴがにょきにょきと飛び出している姿は可愛いですよ。
ちなみに、チンアナゴとニシキアナゴ、どちらがどちらか分かりますか?
(私は知りませんでした…笑)
そしてちょっと暗くなっているところに続いていくと、クラゲやタカアシガニ、巨大なミズダコの展示が。
息子たちは迫力のある魚?たちに興味津々で食いついていました。
タイミングがあえばクリオネ(ハダカカメガイ)がいることもありますよ!
そして野間灯台周辺の海を表現している展示ゾーンが!
岩肌の質感を本物に近づけてみたり、一緒にうつっている情景の中の飛行機や船を実際に見える大きさで表現したりと工夫されているそうです。
愛知県近隣で見られる生き物を展示しているということで、学びにも繋がると感じました。
そしてその奥にやっと!ドラゴンズベビー(ホライモリ)の登場です!
ドラゴンズベビーは両生類のなかまで、クロアチアでは天然記念物に指定されているそうです。
成長すると25~30cmになるそうですが、まだそこまでは大きくなかったので、これからまだ成長するところなのかなと思います。
最初はどこだ…?と見つけられなかったので、見落とさないようにご注意ください。
碧南海浜水族館のビオトープ
水族館を一回りすると、ビオトープにつながる扉があり、外に出られます。
ビオトープ観察会なんかもされているようですが、参加したことがないので今後の楽しみに。
行ったときはまだ寒い時期でしたが、ビオトープ内には裸足で入ることができる小川もありました!
最近減ったよねと話していたアメンボもたくさんいたり、野生?のヤゴもいたり。
ここで虫観察しているだけでも、虫好き息子は楽しそうでした。
ビオトープ横の芝生ゾーンは飲食も可能とのことなので、ちょっとゆっくりピクニックなんかも良いかもしれないですね。
そして今年は、8羽のカルガモの赤ちゃんが誕生したそうです!
驚かさないように静かに様子を見に行ってみたいと思います。
碧南海浜水族館の科学館エリア
水族館を一周したあと、2階部分?スロープを上がった先には、科学館エリアがあります。
干潟に生息する鳥の鳴き声を聞けたり、矢作川の水の出入りや森林と水の関係を学べるコーナーなど、いくつかの学びの場が提供されています。
数分の音声で説明してくれるような展示もいくつかあるので、小さい子も分からないなりに色々と楽しんでいましたよ。
碧南海浜水族館のイベント
ビオトープ観察会や自然観察会など、色々なイベントが行われています。
「骨のおはなし」という展示イベントが行われていた際には、骨格標本が並んでいたりと行くタイミングによって展示も変わるので、何度行っても楽しめる水族館です。
週末には工作教室をしていることもあるようなので、また行ってみたいと思います。
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